1930年に作曲されたショスタコーヴィチの初期のバレエ作品「黄金時代」は、激しい政治論争を巻き起こし、18回上演されたのみで劇場のレパートリーから消えてしまいますが、多くの作品の復活蘇演に力を注いだロシアの名振付師ユーリ・グリゴローヴィチにより1982年ボリショイ劇場にて再演。この「黄金時代」にも新しいストーリーを盛り込み、もともとのサッカークラブでの陰謀、友情物語を、南ロシアのレストラン「黄金時代」で起こる青年団と暴力団の争いへと置き換えることで、ショスタコーヴィチの音楽の魅力を失うことなく、グリゴローヴィチ独自の舞台へと昇華させています。

直輸入DVD、103分、2016年　　日本語字幕はありません
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