【ボリショイ・バレエから移籍したプリマ、オリガ・スミルノワ主演の『ジゼル』オランダ国立バレエより登場!】
ロマンティック・バレエの金字塔として名高い『ジゼル』は、1841年の初演以降、研ぎ澄まされた様式美と、死んだ乙女の精霊による裏切った恋人の赦しというドラマティックな筋立てによって人気を集めてきました。本作は、マリウス・プティパによる振付を礎とし、ラシェル・ボージャンとリカルド・ブスタマンテの追加振付によって現代的にバージョンアップしたもの。現世での生を確かめるかのように、重心を下にして地に向かうステップが支配的な第1幕と、第2幕のジゼルとウィリ(精霊)たちの重力を感じさせない踊りの対比が絶妙です。主役を務めるのは、元ボリショイ・バレエのプリマでロシアによるウクライナ侵攻を機にロシアを離れ、オランダ国立バレエに移籍したオリガ・スミルノワと、同じくボリショイ・バレエでスミルノワとも共演していたイタリア人ダンサー、ジャコポ・ティッシの二大スター。それぞれのソロと、2人の息の合ったデュエットがこのステージのハイライトです。
直輸入Blu-ray、115分、2023年
※通常のDVDもございます。(こちら)
ジゼル:オリガ・スミルノワ
アルブレヒト:ジャコポ・ティッシ
ヒラリオン:ギオルギ・ポツヒシ
ヴィリミルタ(精霊ウィリの女王):フロア・アイマース
ウィルフリード:レミー・カタラン
クールランド公爵:ニコラ・ラペク
ベルト(ジゼルの母):ジェイン・ロード
バティルド(アルブレヒトの許嫁):エリカ・ホーウッド
オランダ国立バレエ団
台本:ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ
振付:マリウス・プティパ
原振付:ジュール・ペロー&ジャン・コラーリ
追加振付:ラシェル・ボージャン&リカルド・ブスタマンテ
美術&衣装:トゥール・ヴァン・シャイク
照明:ジェームズ・F. インガルス
演奏:オランダ・バレエ管弦楽団
指揮:エルマンノ・フローリオ
収録:2023年10月26日、29日 オランダ国立オペラ&バレエ劇場(アムステルダム)