絢爛豪華、そして親密な雰囲気。美しい舞踏にテキストの朗読と音楽を組み合わせたこのバレエ《エリザベス》は、シェイクスピアが活躍した時代のイングランドを治世していた女王“エリザベス1世”の愛と人生を題材にしています。プリンシパルであるヤノウスキーとアコスタの魅惑的な踊りを彩るのは、俳優たちの朗読と、チェロと歌のみ。出演者は音楽家も含めたった7人です。アコスタは女王を取り巻く様々な男として登場、纏う衣装を変え、人物の性格を丁寧に描き出しています。ヤノウスキーはまさに「はまり役」として女王の威厳と、一人の女としての情感、孤独を凛とした姿で表現しています。
直輸入DVD、約93分、2016年
[ダンサー]
ゼナイダ・ヤノウスキー /カルロス・アコスタ
[俳優]
ローラ・カルダウ /ソーニャ・カリングフォード /ジュリア・ライトン
[音楽家]
デイヴィッド・ケンプスター (バリトン)/ラファエル・ウォルフィッシュ (チェロ)
ウィル・タケット (振付)/アラスデア・ミロゥルトン (テキスト)
マーティン・イェーツ (音楽)フェイ・フラートン (衣装デザイン )
/ポール ・コンスタブル(照明デザイン)/エンマ・ ラクストン (サウンド・デザイン)
/エンマ・ブルントン(振付アシスタント)/ロス・マッギボン (映像制作)
2016年 1月 コヴェント・ガーデン王立歌劇場 リンバリー・スタジオ 収録